韓国ってどんな国?

基本情報
韓国(大韓民国)は、朝鮮半島の南半分に位置する東アジアの国です。K-POP、韓国ドラマ、韓国料理など、世界中で「韓流(ハンリュウ)」ブームを巻き起こし、若い世代を中心に絶大な人気を誇る、アジア有数の先進国です。
正式国名: 大韓民国(Republic of Korea)
面積: 約10万平方キロメートル(朝鮮半島全体の45%、日本の約4分の1)
人口: 約5,177万人(2023年時点、韓国統計庁)
首都: ソウル(人口約934万人、2024年、ジェトロ)
主要都市: 釜山、仁川、大邱、大田、光州
公用語: 韓国語(ハングル)
通貨: ウォン(KRW / ₩)
宗教: 仏教、プロテスタント、カトリック等
K-カルチャーが世界を魅了する国際都市
韓国は、K-POP、韓国ドラマ、映画、ファッション、美容など、多様な分野で世界をリードする文化大国です。BTSやBLACKPINKなどのK-POPアーティスト、「イカゲーム」「愛の不時着」などの韓国ドラマは世界中で大ヒットし、韓国文化への関心が急速に高まっています。
2024年には約30万5,000人以上の留学生が韓国で学んでおり、特にアジア諸国を中心に、世界中から学生が集まっています。この環境が、グローバルな視野と国際的なコミュニケーション能力を自然に育んでくれます。
韓国が留学先として選ばれる10の理由

1. 世界トップレベルの大学と教育水準
韓国の教育は、世界的に高く評価されています。
主要大学の世界ランキング
- ソウル大学: 世界31位(QS World University Rankings 2025)
- KAIST(韓国科学技術院): 世界53位
- 延世大学: 世界56位
- 高麗大学: 世界67位
- POSTECH(浦項工科大学校): 世界78位
これらトップ5大学が世界100位以内にランクインしており、韓国の教育水準の高さを証明しています。特に「SKY」と呼ばれるソウル大学、延世大学、高麗大学は韓国最高峰の名門大学として知られています。
韓国の教育の特徴
- IT・工学分野で世界トップクラス
- 実践的なカリキュラムと産学連携
- 英語プログラムの充実(語学堂から正規課程まで)
- 活発なディスカッションと少人数制授業
2. 語学堂による体系的な韓国語教育
韓国の大学には「語学堂(オハクダン)」と呼ばれる付属の韓国語教育機関があり、初心者から上級者まで体系的に韓国語を学べます。
語学堂の特徴
- 1学期10週間、年4学期制が一般的
- レベル別クラス編成(1級~6級)
- 文法・会話・読解・作文をバランスよく学習
- 経験豊富な専門教師による指導
- 文化体験プログラムも豊富
学費相場: 1学期(10週間)で120万~200万ウォン程度(約12万~20万円、要確認)
3. 日本との時差ゼロで家族との連絡がスムーズ
韓国と日本の間には時差がありません。
時差ゼロのメリット
- 家族や友人とリアルタイムで連絡できる
- 時差ボケの心配が一切ない
- 日本のテレビ番組やライブ配信もリアルタイムで視聴可能
- 緊急時の連絡も安心
4. 近距離・短時間・リーズナブルなアクセス
韓国は日本から非常に近く、気軽に行き来できます。
主要都市からのフライト時間
- 東京→ソウル: 約2時間20分
- 大阪→ソウル: 約1時間40分
- 福岡→ソウル: 約1時間20分
航空券の価格: LCCを利用すれば片道5,000円~2万円程度(要確認)
週末に一時帰国することも可能な距離感で、初めての留学にも最適です。
5. 比較的リーズナブルな留学費用
欧米諸国と比較して、韓国留学は費用を抑えやすいのが特徴です。
費用の目安(要確認)
語学堂(1年間)
- 学費: 約48万~80万円(4学期分)
- 滞在費: 約60万~144万円(寮・下宿の場合)
- 生活費: 約60万~120万円
- 合計: 約168万~344万円
大学正規課程(1年間)
- 学費: 約40万~100万円(私立大学、専攻により異なる)
- 滞在費・生活費: 約120万~264万円
- 合計: 約160万~364万円
6. 学生ビザでアルバイトが可能
韓国の学生ビザでは、一定の条件を満たせばアルバイトが認められています。
就労条件(要確認)
- D-2ビザ(正規留学): 学期中は週20時間まで、休暇期間は時間制限なし
- D-4ビザ(語学研修): 一定期間経過後、資格外活動許可を取得すれば平日20時間以内、土日・長期休暇は無制限
- 出入国管理事務所で「資格外活動許可」の取得が必要
- 掛け持ちは2カ所まで可能
最低賃金: 時給13,000ウォン(約1,100円、2025年時点、要確認)
7. 四季がある親しみやすい気候
韓国は日本と同様に四季がはっきりしており、気候にも親しみやすさがあります。
気候の特徴
- 春(3~5月): 平均気温6~17℃、桜の季節で観光に最適
- 夏(6~8月): 平均気温25~30℃、高温多湿、梅雨あり
- 秋(9~11月): 平均気温15~26℃、紅葉が美しく過ごしやすい
- 冬(12~2月): 平均気温-6~7℃、寒さが厳しく雪が降ることも
ベストシーズン: 春(3~5月)と秋(9~11月)が最も過ごしやすい時期です。
8. 最先端のIT・デジタル社会
韓国は世界最高水準のIT・デジタルインフラを誇ります。
デジタル社会の特徴
- 世界最速レベルのインターネット環境
- キャッシュレス決済の普及率が非常に高い
- 配達アプリ、交通アプリなど生活が便利
- スマートフォンアプリで何でも完結
- Wi-Fi環境が街中で整備
IT分野を学びたい学生にとって、最先端の環境で実践的に学べる絶好の機会です。
9. K-カルチャーを肌で体験できる
韓国留学の最大の魅力は、K-POPやドラマの舞台を直接体験できることです。
文化体験の機会
- コンサート・ファンミーティングへの参加
- ドラマ・映画のロケ地巡り
- K-ファッション・K-ビューティを現地で体験
- アイドル練習生のダンスレッスン
- 韓国料理の本場の味を堪能
韓国文化が好きな方にとって、これ以上ない環境です。
10. ワーキングホリデー制度の充実
日本と韓国は1999年にワーキングホリデー協定を締結し、長い歴史があります。
韓国ワーキングホリデーの概要(要確認)
- 対象年齢: 18歳~25歳が原則(やむを得ない事情がある場合は30歳まで)
- 滞在期間: 最長1年間
- 就労: 週25時間以内(年間1,300時間まで、要確認)
- 学習: 語学堂などで韓国語学習可能
- 特徴: 2025年10月から2回目の申請が可能に(新制度)
語学留学とワーキングホリデーを組み合わせて、より充実した韓国体験が可能です。

韓国と日本の深い絆

外交関係
日本と韓国は1965年12月18日に国交正常化を果たし、2025年には国交正常化60周年を迎えます。
外交の歴史
- 1965年: 日韓基本条約締結、国交正常化
- 2025年: 国交正常化60周年
両国は、インド太平洋地域における様々な課題への対応でパートナーとして協力していくべき重要な隣国です。
経済関係
貿易額(2023年、財務省貿易統計)
- 日韓貿易総額: 約11兆円
- 日本にとって韓国は第5位の貿易相手国・地域
- 韓国にとって日本は第4位の貿易相手国・地域
主要貿易品目
- 日本から韓国: 機械類、半導体製造装置、自動車部品
- 韓国から日本: 半導体、電気機器、石油製品
活発な人的交流
日韓往来者数: 2023年には約927万人(新型コロナからの回復)
姉妹都市提携: 169組(2024年3月現在、自治体国際化協会)
在留者数
- 在韓邦人数: 約4万2,547人(2023年10月、外務省)
- 在日韓国人数: 約41万1,748人(2023年6月、出入国在留管理庁)
韓国の主要留学都市
ソウル(서울)
韓国最大の首都圏
- 人口: 約934万人(首都圏全体では約2,600万人)
- 特徴: 政治・経済・文化の中心地
- 主要大学: ソウル大学、延世大学、高麗大学、成均館大学、漢陽大学など
- 魅力: 最先端のトレンドと伝統文化が共存
- 観光: 明洞、江南、弘大、景福宮など
釜山(부산)
韓国第2の都市、港湾都市
- 人口: 約340万人
- 特徴: 温暖な気候、海沿いの美しい景観
- 主要大学: 釜山大学、東亜大学など
- 魅力: ソウルより物価が安く、のんびりした雰囲気
- 観光: 海雲台ビーチ、甘川文化村など
大田(대전)
科学技術の中心都市
- 人口: 約150万人
- 特徴: KAIST(韓国科学技術院)のある学園都市
- 魅力: ソウルより落ち着いた環境、生活費が安い
- 理系留学に最適
韓国の経済と産業
韓国は世界第10位の経済大国(GDP名目、要確認)であり、先進的な産業構造を持っています。
主要産業
- 電気・電子機器: サムスン、LGなど世界的企業
- 自動車: 現代自動車、起亜自動車
- 半導体: 世界トップシェア
- 造船: 世界有数の造船大国
- エンターテインメント: K-POP、ドラマ、映画産業
経済指標(外務省「大韓民国基礎データ」)
- GDP(名目): 1兆6,643億ドル(2022年、韓国銀行)
- 経済成長率: 1.4%(2023年、韓国銀行)
- 失業率: 2.7%(2023年、韓国統計庁)
韓国留学で得られるもの
- 実用的な韓国語能力 ー 韓国語ネイティブ環境での生活を通じて、実践的な韓国語コミュニケーション能力が身につきます。
- K-カルチャーへの深い理解 ー K-POP、ドラマ、ファッション、美容など、韓国文化を現地で直接体験し、深く理解できます。
- アジアのビジネスハブでの経験 ー サムスン、LG、現代など世界的企業が集まる韓国で、最先端のビジネス環境を体験できます。
- IT・デジタルスキル ー 世界最先端のデジタル社会で、実践的なIT・デジタルスキルを習得できます。
- 自立心と適応力 ー 海外での一人暮らしや新しい環境への適応を通じて、人間として大きく成長します。
- 一生の友人とネットワーク ー 世界各国からの学生、現地の友人との出会いは、人生の財産となります。
韓国留学の注意点
治安について
韓国は比較的治安が良い国とされていますが、基本的な安全対策は必要です。
治安の状況
- 凶悪犯罪は比較的少ない
- 人口10万人あたりの事件発生件数は、詐欺などの知能犯罪が最も多く、次いで暴力犯罪、交通犯罪、窃盗犯罪の順(韓国警察庁統計、外務省)
- 観光地でのスリ・置き引きには注意が必要
- 夜間の一人歩きは避ける
(出典: 外務省「海外安全ホームページ」、韓国警察庁統計)
まとめ: 韓国は、K-カルチャーを体験しながら成長できる理想の留学先

韓国は、以下の理由から、特に若い世代の留学先として最適な国です。
✅ 世界トップレベルの大学と教育水準
✅ 語学堂による体系的な韓国語教育
✅ 日本との時差ゼロで家族との連絡がスムーズ
✅ 近距離・短時間・リーズナブルなアクセス
✅ 比較的リーズナブルな留学費用
✅ 学生ビザでアルバイトが可能
✅ 四季がある親しみやすい気候
✅ 最先端のIT・デジタル社会
✅ K-カルチャーを肌で体験できる
✅ ワーキングホリデー制度の充実
「K-POPや韓国ドラマが好き」「韓国語を本格的に学びたい」「アジアで最先端の環境を体験したい」——そんな夢を実現できる国、それが韓国です。
参考資料
※ビザ条件、学費、生活費、為替レートは変動します。最新情報は必ずお問い合わせください。本ガイドは2026年1月時点の情報に基づいています。

